［本日の見通し］貴金属＝総じて軟調、米早期利下げをけん制

 貴金属は、総じて軟調。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢となった。プラチ
ナ系貴金属（ＰＧＭ）はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となった。パラジウム
は出来ず。
　ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の早期利下げ
をけん制したことが圧迫要因になった。米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で来年３回
の利下げが予想されたが、ＣＭＥのフェドウォッチではさらなる利下げを織り込んでお
り、行き過ぎとみられる。一方、この日から始まる日銀金融政策決定会合が目先の焦点
である。早期の金融政策修正が示唆されれば円高が進む可能性が出てくる。
MINKABU PRESS

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