米株価指数先物(3月限)(NY時間08:45)(日本時間22:45) ダウ先物 37687(+242.00 +0.65%) S&P500 4788.25(+38.50 +0.81%) ナスダック100先物 16948.00(+181.75 +1.08%) 米株価指数先物市場でダウ先物、ナスダック100とも反発しており、きょうの米株式市場は反発して始まりそうだ。前日は急速に売りが強まり、ダウ平均は475ドル安で終了していた。特段の売り材料はなかったが、このところの急ピッチな上昇で高値警戒感も出ていた。一部からは「プット・オプションに絡んだヘッジ売りが大量に出たことが売りのきっかけを与えた」との指摘も出ている。「買い手も疲弊し、短期的な整理局面が始まっている」といった声も出ていた。 ただ、基本的な流れに変化が出たわけではない。FOMC委員からはけん制発言が相次いでいるものの、市場は来年のFRBの利下げを計1.50%ポイント織り込んでおり、ソフトランディングへの期待も依然根強い。いずれにしろ調整の範囲と見ている投資家が多いようだ。 マイクロン・テクノロジー<MU>が時間外で上昇。前日引け後に決算を発表し、第2四半期の売上高見通しが予想を上回っていた。PCやスマートフォン市場の回復は遅れているものの、データセンター需要がそれを補った。アナリストからも前向きな見方が相次いでいる。 ボーイング<BA>が時間外で上昇。中国が2021年4月以来初の787型機の納入を承認した。米中の緊張が緩和される可能性を示し、737マックスの納入がより大幅に再開される前兆となる可能性もあるとの指摘も出ている。 セールスフォース<CRM>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の290ドルから350ドルに引き上げた。前日終値よりも34%高い水準。 なお、引け後の決算はナイキ<NKE>が9-11月期(第2四半期)の発表を予定している。 (NY時間08:55)(日本時間22:55)時間外 マイクロン<MU> 84.63(+5.94 +7.55%) ボーイング<BA> 264.50(+4.25 +1.63%) セールスフォース<CRM> 265.57(+5.32 +2.04%) アップル<AAPL> 196.02(+1.19 +0.61%) マイクロソフト<MSFT> 373.00(+2.38 +0.64%) アマゾン<AMZN> 153.72(+1.60 +1.05%) アルファベット<GOOG> 141.50(+1.84 +1.32%) テスラ<TSLA> 251.62(+4.48 +1.81%) メタ・プラットフォームズ<META> 352.39(+3.11 +0.89%) AMD<AMD> 137.85(+2.38 +1.76%) エヌビディア<NVDA> 488.17(+7.06 +1.47%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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