追加:LME市況=小幅高、米GDP確報値の下方修正とドル安から買い優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,197.50  +   11.24     2,244.00  +   3.00
    アルミ合金      1,769.00       0.00      1,769.00      0.00
     銅         8,508.50  +   20.00      8,595.50  +  13.00
    ニッケル      16,658.50  +   37.50     16,888.00  +  34.00
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 アルミ3カ月物は小反発。第3四半期の米国内総生産(GDP)確報値が下方修正さ
れ、米国債の利回り低下や、これを受けたドル売りの動きが手掛かりとなって買い優勢
で運ばれた。一時は2222ドルと今月15日以来の水準まで値を落としていたが、銅
の堅調もあって後半には浮上。プラスサイドに転じて終了。
 12月20日の指定倉庫在庫は1650トン減の50万8150トン。
 銅3カ月物は小反発。米GDP確報値の下方修正や、ドル安が手掛かりとなって買い
優勢となった。8554ドルと前日までの軟調地合いを引き継ぎ弱気で寄り付いた後も
しばらくの間8595ドルを抵抗線とする足取りが続いた後、前日の安値を下抜き、
8531.50ドルに達する場面も見られたが、後半にドル安を手掛かりにして浮上。
8630ドルの高値を付けた後の押しは浅く、8600ドル台を維持して終えた。
 12月20日の指定倉庫在庫は1225トン減の16万5450トン。

 ニッケル3カ月物は小幅続伸。一時は1万6525ドルと19日以来の水準まで値を
落としたが、その後、反発し、1万7050ドルに達するなど振幅のある足取りなが
ら、他非鉄貴金属の上昇に追随する買いが見られ、小高く引けた。
 12月20日の指定倉庫在庫は48トン減の5万3676トン。
今日の材料
・21日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は反発、16.61ポイント高の2918.72ポイント。
・欧州株は
・第3四半期・米実質GDP(確報値)
 結果 4.9%
 予想 5.2% 前回 5.2%(実質GDP)
 結果 3.1%
 予想 3.6% 前回 3.6%(個人消費)
 結果 3.3%
 予想 3.6% 前回 3.6%(GDPデフレータ)
・米国週間新規失業保険申請件数
 結果 20.5万件 予想 21.4万件 前回 20.3万件(20.2万件から修正)
・12月のフィラデルフィア連銀景況指数
 結果 -10.5 予想 -3.0 前回 -5.9
・11月の米景気先行指数
 結果 -0.5% 予想 -0.3% 前回 -1.0%(-0.8%から修正)(前月比
・ドルは下落。ドル円は1ドル=142円まで下落。ユーロドルは1ユーロ=1.003ドル
 まで上昇し、今月15日の高値に顔合わせ。弱気の米経済指標が目立ち、ドル売り。
・米国株は反発、ニューヨークダウは322.35ドル高。ナスダック指数は185.93ポイント
 高。
・ニューヨーク貴金属は小幅まちまち。金が小反発もプラチナは小幅安。ニューヨー
 ク原油は小幅安。
MINKABU PRESS
今日の材料に米国株を追加。

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