トウモロコシは、需給緩和状態が嫌気され、安値低迷状態が続く見通し。メキシコ向 け輸出の大幅な落ち込みも警戒されている。南米の天候相場も盛り上がりを欠いてい る。僅かに小麦相場のレンジが切り上がっていることがポジティブ材料視される程度で ある。農家の売り渋りで値崩れは求められないが、安値低迷状態が維持されよう。大き く上昇するのであれば、南米天候リスクの暴走が求められる。 大豆は、ブラジルで降雨が観測されていることで、1300セントの節目を巡る攻防 になっている。一方、良好な需要環境からみて、下げ過ぎ感が強い。輸出、圧砕ともに 需要は底固いことがデータで確認できる状況が続いている。ブラジルも降雨は報告され ているが、生産高見通しに対しては依然として引き下げ圧力が目立つ。1300セント 水準では押し目買いの妙味があるが、南米の天候リスク暴走がみられないのであれば、 1350セント水準で買い圧力は鈍化しよう。本格上昇には、南米産の供給リスクを高 めることが求められる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。