米株価指数先物(3月限)(NY時間08:46)(日本時間22:46) ダウ先物 37679(-77.00 -0.20%) S&P500 4804.75(+8.00 +0.17%) ナスダック100先物 16992.50(+36.00 +0.21%) 米株価指数先物市場でダウ先物は下落しているものの、S&P500、ナスダック100は上昇している。先ほど発表になった11月のPCEデフレータが予想を下回り、市場の利下げ期待を再認識する内容となった。これを受けて米株式市場は買いの反応を示している。 ダウ先物については採用銘柄のナイキ<NKE>が時間外で大幅安となっていることが影響。前日引け後に9-11月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高が予想を下回った。売上高については中国が冴えなかったほか、下半期も軟化を予想している。その後の決算説明会では、通期で約1%の増収を見込んでいると述べた。これも失望感を拡大させた模様。 ただ、最高値更新が続く中で、明日からのクリスマス休暇を前に米株式市場には一服感が出ている。先週のFOMCは市場のリスク意欲をかき立てたが、その後の急上昇で、いまは過熱への懸念と反落リスクへの警告につながっている。 米大手銀のストラテジストは「下げるのを待って買いを入れるべき」と助言。米株式市場は割高の領域に入ってきており、ここから上昇するには新たなきっかけが必要だという。 「金利は今後数カ月に渡って低下傾向を辿るだろうが、過去数週間のような下支えにはなりそうもない。次に利回りが大きく低下するのは、マクロデータが弱含みとなる時だ。ただ、その場合は、株式市場が現在織り込んでいる強い企業業績予想の前提に疑問符がつく可能性が高い」と述べている。 (NY時間08:56)(日本時間22:56)時間外 ナイキ<NKE> 108.20(-14.33 -11.70%) アップル<AAPL> 195.20(+0.52 +0.27%) マイクロソフト<MSFT> 373.38(-0.16 -0.04%) アマゾン<AMZN> 154.19(+0.35 +0.23%) アルファベット<GOOG> 142.40(+0.60 +0.42%) テスラ<TSLA> 256.91(+2.41 +0.95%) メタ・プラットフォームズ<META> 356.20(+2.11 +0.60%) AMD<AMD> 141.00(+1.09 +0.78%) エヌビディア<NVDA> 492.64(+2.74 +0.56%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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