[今日の視点]とうもろこし=先限から売り優勢、シカゴと夜間に追随し軟調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、前日のシカゴ安、夜間の3ケタ安を受けて先限から売り優勢とな
り、軟調な展開を予想。シカゴ期近3月限、円相場1ドル=141.40円からの換算
値は50円安。先限は夜間取引を260円安の3万7230円で引けたため、若干の
下げ幅縮小の余地あると見られ、250〜200円程度の下落を見込む。
 とうもろこしの夜間は出来高が8枚の超閑散商いとなった。大納会を迎え、模様眺め
になると見られるだけに日中の大きな高下は避けられそう。3万7200円を割り込む
と15日の安値3万6990円が次の下値の目安となってくるため、3万7200円を
維持できるかどうかが注目される。
 シカゴコーンは小幅続落。模様眺めのなかドル高が手掛かりとなって売り優勢で運ば
れた。ブラジル産地の降雨により生育不安が後退した大豆の大幅下落も弱材料視され
た。中心限月の3月限は480セントを上値抵抗線とした安もみあいを継続。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万7200〜3万7300円。本日の日
中取引の予想レンジは3万6990〜3万7480円。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【工業】09:30 ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
【取引】--:-- 大納会(東京商品)
【取引】--:-- 大納会(大阪堂島)
【納会】--:-- ゴムTSR20 2024年1月限(大阪取引所)
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 貿易収支 2023年11月(トルコ統計機構)
◆ スイス ◆
【経済】17:00 景気先行指数 2023年12月(KOF経済研究所)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】21:00 貿易収支 2023年11月(財務省歳入局)
◆ アメリカ ◆
【経済】23:45 シカゴ購買部協会景気指数 2022年12月(シカゴ購買部協会)
【農産】22:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
【商品】12/30 05:30 建玉明細報告(CFTC)
【納会】--:-- 改質ガソリン 2024年1月限(NYMEX)
【納会】--:-- ヒーティングオイル 2024年1月限(NYMEX)
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