2023年のトウモロコシ相場は6年ぶりの下落相場になった。前年比(執筆時点) は204.25セント安であり、2013年以来の大幅安になっている。年間高値 688.75セント(前年は824.50セント)、年間安値453.75セント (同)561.75セント)であり、上値と下値をともに切り下げている。 2022年はウクライナ戦争の影響もあって824.50セントまで一時上昇した が、その影響で23年は作付面積を拡大する動きが強まり、価格鎮静化に先行した。米 期末在庫見通しは22/23年度の13.61億BUが23/24年度には 21.31億BUまで急増する見通しになっている。異常気象エルニーニョ現象が発生 したが、大規模な不作の発生も回避された。南米の作付け期は干ばつ傾向が警戒された が、年末に向けては降雨報告に上値を圧迫されている。作付け期の開始時点では 600セント台後半での取引だったが、年後半は総じて500セント割れで横這いから じり安の展開が続いた。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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