<大豆> シカゴ大豆3月限は昨年末以降、崩れに転じて1300セントを割り込み1290. 50セントで今年の取引を開始した。年明け後も軟調地合い変わらず、4日に1265 セントまで下落し、下値を模索した。 警戒されてきたブラジルの高温乾燥も同国産地で降雨が続いて作柄が改善しているほ か、これから収穫が本格化する時期を迎え米国の大豆輸出が圧迫される可能性が高まっ ていることが重石になっている。また、昨年は大減産となったアルゼンチンの生産量の 大幅回復が見込まれることも弱材料。 ドルに売り一巡感も強まるなど、米国の輸出を巡る環境が弱気となっているだけに上 値は重く、1200セント台後半での低迷が続くと予想される。12日に米農務省(U SDA)から月例需給報告、四半期在庫の発表があり、買い戻しの動きがあれば、自律 修正高の可能性はある。 <コーン> シカゴコーン3月限は昨年12月26日に480セント台を記録したが、その後は軟 化に転じて下値を探る足取りを呈し、今月3日に461.75セントと一代の安値を更 新。3日から修正高に転じているが、470セントに近づくと上値を抑制されている。 ブラジルで主力となるのは大豆の収穫後に生産されるサフリーニャコーンだが、同国 産地は11月以降は雨に恵まれて生育環境が改善しており、1月も慈雨に恵まれる見通 しとなっている。この生育環境のなか、大豆の順調な生育と例年よりも早いペースでサ フリーニャコーンの生育が進められていることが、ブラジルからの供給増加期待を高め ている。一方のアルゼンチンの23/24年度の生産量も干ばつの影響を受けた前年度 の3400万トンから5500万トンへと大幅に回復する見通しとなっている。 23/24年度は米国の需給そのものも潤沢となる見通しであることに加え、南米の 主要生産国からの供給増加が見込まれることが重石となっている。 消費の増加観測が浮上しなければ世界的な供給潤沢感が引き続き重石となり、シカゴ コーン3月限は470セントを上値抵抗線として引き続き低迷すると予想される。ただ し、12日に米農務省(USDA)から月例需給報告、四半期在庫の発表があり、買い 戻しの動きが増えれば、470セント台を回復の可能性はあるとみる。 <小豆> 取組ゼロであり、手出し難が続いている。 MINKABU PRESS
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