修正:NY貴金属引け速報=金は売り買い交錯、米経済指標は強弱が対立

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   24/ 2  2049.8  -  0.2       プラチナ    24/ 4   971.8  + 5.5
         24/ 4  2069.7  -  0.2               24/ 7   978.6  + 5.2
    銀   24/ 3  2331.5  +  12.8      パラジウム   24/ 3  1037.10 - 0.70
        24/ 5  2354.4  +  12.7              24/ 6  1045.30 - 0.70
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 ニューヨーク金は売り買い交錯。銀は続伸。終値の前日比は金が0.2ドル安〜
0.1ドル高、中心限月の2月限が0.2ドル安、銀が12.6〜13.5セント高、
中心限月の3月限は12.8セント高。
 金2月限は売り買い交錯。昨年12月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)
が前月比21.6万人増と堅調だったが、同月の米ISM非製造業景気指数が
50.6まで低下したため、ドル相場は一方的な動きとならなかった。3月に米連邦準
備制度理事会(FRB)が利下げを開始するとの観測に変化は見られない。
 銀3月限は続伸。強弱の米経済指標を経て、ややドル安に傾いたことが支援要因。
3月の米利下げ開始が期待されている。
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは小反発。パラジウムは小幅続落。前日比
は、プラチナが4.9〜6.5ドル高、中心限月の4月限が5.5ドル高、パラジウム
が1.00〜0.70ドル安、中心限月の3月限は0.70ドル安。
 プラチナ4月限は小反発。昨年12月の米雇用統計が堅調だったことを手掛かりにド
ル買いが入った後、同月の米ISM非製造業景気指数の弱さを受けてドル売りが優勢と
なったことが支援要因。強弱の米経済指標を経ても、3月の米利下げ開始観測に変化は
ない。
 パラジウム3月限は小幅続落。昨年末から売りに押されているものの、下げは一服気
味。
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※相場表を修正しました

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