[1月8日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 1月4日〜1月5日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 36,820 37,290(5) 36,500 (4) 37,110 + 210 ====================================== <シカゴ>5日終値 前週末比 |<週間統計データ> (12月28日まで) 24/ 3 460.75 -10.50 |週間輸出検証高:56万9,735トン 24/ 5 473.25 -10.75 |週間輸出成約高:36万7,300トン −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 144.91円 前週末比 3.62円の円安 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】とうもろこし先限は3万7000円台前半で戻り売りが待ち受け か。12月14日の安値3万6610円、3万6500円の節目が下値のメド。シカゴ コーンは新規買い材料乏しく、しばらく低迷で推移かとした。 【期先は安値更新後に円安を背景に反発】 とうもろこし先限は12月27日に3万7800円が戻り高値となり、3日の午後に 3万6500円まで下落し、先限つなぎ足で21年10月以来の安値をつけた。25年 1月限として一代安値を更新。下値を切り上げ、3万7290円まで反発した。円安進 行を受け、小口の買い戻しで反騰した印象だ。4日の午前中の下げ局面で14日間の相 対力指数(RSI)は28台まで低下し、売り過剰感が台頭したことも買い戻しの要因 になったもよう。 3万7100円台を維持して引けたが、まだ弱気相場とみる。3万7500円の節 目、12月27日の高値3万7800円が抵抗線になると予想。3万7000円を終値 で割り込むと、3万6500円まで軟化リスク。最も取組高の多い期先11月限が 3万6500円を維持できるかにも注意したい。 1月第1週は1〜3日の取引はあったが、事実上、取引は4、5日の2日間しかなか ったが、値幅は700円あり、小口の売買で乱高下した。1月第2週は、現地12日に 米農務省(USDA)から月例需給報告を控え、買い戻しの動きはあるが、新規買いは 低調を継続と予想。 【シカゴコーンは安値圏で低迷、ドル高・南米産の生産増見通しが圧迫要因】 シカゴコーンは安値圏で低迷している。3日の取引で小麦安、ドル高が売り材料視さ れ、期近3、5月限が一代安値を更新。その日に反発し、4日は小幅続伸で引けた。終 値で470セント割れ状態で自律修正高の域を出ていない。米国産コーンに需給ひっ迫 感がないうえ、23/24年度のブラジル、アルゼンチン産コーンの生産量が22/ 23年度から増加見通しや、ドル高が圧迫要因になっている。 大口投機家から利益確定のは買い戻しの動きもあるが、戻り売り姿勢をとる動きは強 そうだ。470セント超えをストップロスにして売り増す動きがあるとみる。5日に昨 年12月の米雇用統計の発表に対しての反応に注目したい。9、10日あたりに月例需 給報告に対する事前予想があるとみられ、材料視されるかもしれない。 【当面の予定(イベント・経済統計)】 8日 成人の日 独貿易収支 2023年11月(連邦統計庁) 独製造業受注 2023年11月(経済技術省) ユーロ圏小売売上高 2023年11月(EUROSTAT) 米消費者信用残高 2023年11月(FRB) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 9日 全世帯家計調査・消費支出 2023年11月(総務省) 独鉱工業生産指数 2023年11月(経済技術省) ユーロ圏雇用統計 2023年11月(EUROSTAT) 米貿易収支 2023年11月(商務省) 10日 米卸売在庫 2023年11月確報値(商務省) 11日 米新規失業保険申請件数(労働省) 米消費者物価指数 2023年12月(労働省) 米財政収支 2023年12月(財務省) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 12日 国際収支(経常収支) 2023年11月(財務省) 中国消費者物価指数 2023年12月(国家統計局) 中国生産者物価指数 2023年12月(国家統計局) 中国貿易収支 2024年12月(税関総署) 英貿易収支 2023年11月(国立統計局) 英鉱工業生産指数 2023年11月(国立統計局) 米生産者物価指数 2023年12月(労働省) 世界穀物・需給報告(USDA) 米国産穀物・需給報告(USDA) 穀物四半期在庫(USDA) 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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