−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 4) 929.4 941.7 918.0 919.6 - 10.0 (24/ 7) 937.4 949.3 926.5 927.7 - 9.7 パラジウム (24/ 3) 1002.50 1033.00 981.50 983.00 - 12.20 (24/ 6) 1024.00 1032.00 990.00 990.70 - 13.30 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 24,059 24,843 71,985 (+ 45) パラジウム 3,848 3,731 18,236 (+ 125) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 37,711.02 + 15.29 10日 145.79/81 1.0965/67 ・ナスダック 14,970.18 + 0.53 11日 145.37/39 1.0971/73 ・10年米国債利回り 3.99 - 0.04 ・NY原油 (24/ 2) 72.02 + 0.65 ・SPDR保有金残高 864.99 - 4.61 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは反落。前日比は、プラ チナが10.0〜9.3ドル安、中心限月の4月限が10.0ドル安、パラジウムが 16.10〜12.20ドル安、中心限月の3月限は12.20ドル安。 プラチナ4月限は続落。時間外取引では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となっ た。日中取引では、金堅調につれ高となる場面も見られたが、予想以上の米消費者物価 指数(CPI)を受けて戻りを売られた。 パラジウム3月限は予想以上の米消費者物価指数(CPI)や他の貴金属の軟調を受 けて戻りを売られた。 プラチナ4月限は時間外取引を928.1〜935.2ドルのレンジで推移し、前日 比3.9ドル高の933.5ドルとなった。4月限は安寄りしたのち、ドル安や金堅調 を受けて買い優勢となった。 日中取引は、金堅調につれ高となり、941.7ドルまで上昇した。その後は、予想 以上の米消費者物価指数(CPI)を受けて戻りを売られた。時間外取引の安値を割り 込むと、テクニカル要因の売りが出て918.0ドルまで下落した。 12月の米消費者物価指数(CPI)は前年比3.4%上昇と前月の3.1%から加 速し、市場予想の3.2%上昇を上回った。短期金利先物市場で米連邦準備理事会(F RB)の3月利下げ確率はCPI発表前の70%から65%前後に低下した。 パラジウム3月限は、時間外取引を1002.50〜1023.50ドルのレンジで 推移し、前日比20.80ドル高の1016.00ドルとなった。3月限は高寄りした のち、ドル安を受けて堅調となったが、欧州時間に入ると、買いが一巡し、上げ一服と なった。 日中取引は、他の貴金属の堅調につれ高となり、1033.00ドルまで上昇した。 その後は、予想以上の米消費者物価指数(CPI)を受けて戻りを売られた。時間外取 引の安値を割り込むと、テクニカル要因の売りが出て981.50ドルまで下落した。 10日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの21万7068 オンス、パラジウムは変わらずの5万3862オンス。 今日の材料 ・イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの侵攻は 「ジェノサイド」に当たるとして南アフリカが国際司法裁判所(ICJ)に提訴したこ とについて、ジェノサイドに対抗しているのはイスラエルだとし、南アの主張は「偽 善」だと反発した。 ・12月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の 3.1%から加速し、市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持し た。 ・米新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1000件減の20万2000件となっ た。市場予想は21万件だった。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのブイチッチ・クロアチア中銀総裁は、今後 数カ月で物価上昇率が予想外に急低下した場合、早期の利下げもあり得ると語った。 ・国際通貨基金(IMF)のジュリー・コザック報道官は2023年の世界経済成長率 が予想を上回ったことを踏まえると、24年も底堅い成長が続くとの見通しを示した。 ・S&Pグローバルのディレクター、カレン・ヴァルタペトフ氏は、ユーロ圏の経済低 迷が長引いた場合、中欧の景気回復の見通しに悪影響を及ぼす可能性があるとした。ま た、これは最終的に同地域のソブリン格付けに下方圧力をかけかねない重要なリスクだ と指摘した。 ・米クリーブランド連銀のメスター総裁は、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)会 合での利下げを検討するのは時期尚早との見解を示した。 ・欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、金利はピークに達した可能性が高いと述 べた。ただ、金利が下がり始める正確な時期については言えないとした。 MINKABU PRESS
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