−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 金 (24/ 2) 2029.4 2056.1 2017.3 2019.2 - 8.6 (24/ 4) 2049.3 2075.0 2037.3 2039.0 - 8.8 銀 (24/ 3) 2308.5 2340.0 2263.0 2270.5 - 36.1 (23/ 5) 2331.5 2361.0 2286.0 2293.4 - 36.2 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 金 299,559 267,463 486,446 (- 3,403) 銀 75,020 47,516 131,760 (- 232) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 37,711.02 + 15.29 10日 145.79/81 1.0965/67 ・ナスダック 14,970.18 + 0.53 11日 145.37/39 1.0971/73 ・10年米国債利回り 3.99 - 0.04 ・NY原油 (24/ 2) 72.02 + 0.65 ・SPDR保有金残高 864.99 - 4.61 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク金、銀は続落。終値の前日比は金が9.2〜7.4ドル安、中心限月の 2月限が8.6ドル安、銀が37.3〜34.7セント安、中心限月の3月限は 36.1セント安。 金2月限は続落。時間外取引では、ドル安を受けて堅調となった。欧州時間に入る と、買いが一巡し、もみ合いとなった。日中取引では、一段高となる場面も見られた が、予想以上の米消費者物価指数(CPI)を受けて戻りを売られた。 銀3月限は予想以上の米消費者物価指数(CPI)や金軟調を受けて売り優勢となっ た。 ニューヨーク金2月限は続落。時間外取引では2029.1〜2040.0ドルのレ ンジで推移、前日比9.1ドル高の2036.9ドルとなった。2月限は高寄りしたの ち、ドル安を受けて堅調となった。欧州時間に入ると、買いが一巡し、もみ合いとなっ た。 日中取引では、時間外取引の高値を突破すると、テクニカル要因の買いが入って 2056.1ドルまで上昇した。その後は、予想以上の米消費者物価指数(CPI)を 受けて戻りを売られた。米連邦準備理事会(FRB)の3月利下げ観測が後退したこと も圧迫要因となり、2017.3ドルまで下落した。 12月の米消費者物価指数(CPI)は前年比3.4%上昇と前月の3.1%から加 速し、市場予想の3.2%上昇を上回った。短期金利先物市場で米連邦準備理事会(F RB)の3月利下げ確率はCPI発表前の70%から65%前後に低下した。 ニューヨーク銀3月限は、時間外取引で2307.0〜2326.0セントのレンジ で推移し、前日比14.4セント高の2321.0セントとなった。3月限は高寄りし たのち、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。 日中取引では、金堅調につれ高となり、2340.0セントまで上昇した。その後 は、予想以上の米消費者物価指数(CPI)や金軟調を受けて売り優勢となった。手じ まい売りが進み、2263.0セントまで下落した。 1月10日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比変わらずの2002万9151 オンス、銀は40万5673オンス増の2億8108万3455オンス。 今日の材料 ・イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの侵攻は 「ジェノサイド」に当たるとして南アフリカが国際司法裁判所(ICJ)に提訴したこ とについて、ジェノサイドに対抗しているのはイスラエルだとし、南アの主張は「偽 善」だと反発した。 ・12月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の 3.1%から加速し、市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持し た。 ・米新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1000件減の20万2000件となっ た。市場予想は21万件だった。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのブイチッチ・クロアチア中銀総裁は、今後 数カ月で物価上昇率が予想外に急低下した場合、早期の利下げもあり得ると語った。 ・国際通貨基金(IMF)のジュリー・コザック報道官は2023年の世界経済成長率 が予想を上回ったことを踏まえると、24年も底堅い成長が続くとの見通しを示した。 ・S&Pグローバルのディレクター、カレン・ヴァルタペトフ氏は、ユーロ圏の経済低 迷が長引いた場合、中欧の景気回復の見通しに悪影響を及ぼす可能性があるとした。ま た、これは最終的に同地域のソブリン格付けに下方圧力をかけかねない重要なリスクだ と指摘した。 ・米クリーブランド連銀のメスター総裁は、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)会 合での利下げを検討するのは時期尚早との見解を示した。 ・欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、金利はピークに達した可能性が高いと述 べた。ただ、金利が下がり始める正確な時期については言えないとした。 MINKABU PRESS
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