プラチナ午前=プラチナは下落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが下落。プラチナはニューヨーク安と円高
を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調が下支えになった。
パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが36〜26円安、プラチナミニが
48.5〜29.0円安、プラチナスポットが80円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが9479枚、プラチナミニが946枚、
プラチナスポットが3710枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは予想以上の米CPIが圧迫も米英軍の空爆で戻す】
 プラチナは予想以上の米消費者物価指数(CPI)や金軟調が圧迫要因になった。
12月の米CPIは前年比3.4%上昇と前月の3.1%から伸びが加速し、事前予想
の3.2%上昇を上回った。12月の中国の消費者物価指数は前年比0.3%低下と前
月0.5%低下からデフレが続いた。事前予想は0.3%低下。米英軍がイエメンの親
イラン武装組織フーシ派の軍事拠点に対して空爆を実施したことが下支えだが、中国経
済の先行き懸念が残ると上値を抑える要因になりそうだ。
 プラチナ先限は夜間取引で4261円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=145円前後の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。米英軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ
派の軍事拠点に対して空爆を実施したことを受けて堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは920.20ドル、パラジウムが993.10ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが924.60ドル、パラジウムが
1015.38ドル。
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