NY原油市況=小反発、強弱対立し方向感は限定的

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/02     72.00       72.82       70.50       72.56        + 0.16
  2024/03     72.11       72.77       70.62       72.48        - 0.04
  2024/04     72.15       72.76       70.71       72.46        - 0.12
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     729,767            1,084,460             1,610,493    ( - 11,074)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/02     265.36    - 0.70
                            2024/03     261.03    - 0.28
         改質ガソリン       2024/02     213.54    + 1.35
                            2024/03     215.85    + 1.04
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の当限は小反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
0.04ドル安〜0.16ドル高。その他の限月は0.27〜0.04ドル安。
 米国の早期利下げ観測が後退していることが相場を圧迫した一方、紅海を巡る不透明
感が相場を支えた。
 3月の米利下げ開始が期待されているものの、3月の米連邦公開市場委員会(FOM
C)までに利下げの根拠となる経済指標が出揃うのか不透明とみられている。12月の
米小売売上高は堅調だった。ただ、米大統領選を控えた思惑は根強く、米金融政策は米
経済指標次第ではないとみられている。
 イエメンの武装組織アンサール・アッラー(フーシ派)は紅海で妨害行為を継続して
いることは支援要因。英石油大手シェルは紅海を経由する輸送を停止する。先週のイエ
メン攻撃に英国も参加しており、英系の船舶はアンサール・アッラーの攻撃対象になる
とみられている。
 石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で、今年の世界の需要見通しは前年比
225万バレル増に据え置かれたほか、2025年の需要の伸びは同185万バレル増
と堅調であると見通されたが、あまり材料視されず。
 時間外取引で2月限は軟調に推移し、通常取引序盤にかけて売りが続くと70.50
ドルまで下げた。ただ、その後は買い戻しが優勢となり、プラス転換して引けた。一時
72.82ドルまで強含んだ。
 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルの期近は続落。原油相場の方向感が
限られたことから、石油製品の足並みは揃わなかった。
今日の材料
・寒波のため米ノースダコタ州の原油生産量が減少
・米原油在庫の市場予想は前週比40万バレル減
・昨年10−12月期の中国GDPは前年比+5.2%
・米国、フーシ派をテロ組織に再指定
・パレスチナ・ガザ地区の死者数が2万4000人を上回る
・イラン革命防衛隊(IRGC)の将校がパキスタンとの国境付近でテロ行為により死
亡=報道
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