石油午前=下落、来週のFOMCを控えて警戒ムード

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた調整売り
が重しとなっている。年末に利下げを示唆したパウエル米連邦準備制度理事会(FR
B)議長がハト派寄りの発言を繰り返すのか注目されている。米利下げ開始を正当化す
る米経済指標は限定的。円相場は1ドル=148円前半で推移し、前日水準とほぼ変わ
らず。時間外取引でニューヨーク原油は小幅高。
 日中取引開始後、原油の2024年6月限は軟調。ただ、前日の値幅内で推移してお
り、方向感は限定的。
 午前10時53分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
470〜80円安。
 午前10時53分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が562枚。
【昨年11月のサウジ輸出量は減少】
 共同石油統計イニシアチブ(JODI)によると、昨年11月のサウジアラビアの原
油や石油製品の輸出量は合計で日量717万7000バレルだった。昨年10月の日量
734万バレルからやや減少した。
【海外原油夜間取引=小幅高】
 ニューヨーク時間外取引で3月限は前日比0.01ドル高の74.38ドルで推移。
本日これまでのレンジは74.36〜74.60ドル。
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