金・銀市況=金は続落、下値切り上げも軟調に引け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/02          2024/12    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,568    -55     9,581   -51  : 2,015.13    -9.77
銀          106.7    0.0     106.3   0.0  : 2,274.00   +33.00
プラチナ     4,305    - 1     4,321   + 6  :   905.89    +0.29
パラジウム   4,500      0     4,500     0  :   963.62   +20.64
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.84   -0.05  ユーロ・ドル相場   1.0879 +0.0016
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【市況】
 金は続落。金はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、円高
一服やドル建て現物相場の押し目を買われたことが下支え要因ながら先限は正午前に
60円近い下落で推移。午後に入り、現物相場の下値の堅さからわずかに下値を切り上
げたが、51円安で軟調に引けた。
 銀の商いは成立しなかった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが55〜51円安、ゴールドスポットが52円安、銀
が変わらず。
 推定出来高は、金が3万3353枚、金ミニが5436枚、ゴールドスポットが1万
1565枚、銀が0枚。
【午後の金先限は9570円が支持線ながら軟調地合い】
 金先限は夜間取引の中盤に9522円まで反落し、今月15日以来の安値をつけた。
夜間取引の後半から下値を切り上げ、日中取引で午前、午後とも9584円まで戻りを
抑えられた。午後の取引は9570円が支持線ながら、軟調地合いは払拭できずに引け
た。
 日足は長めの陰線引けとなり、調整色を濃くして今夜発表の昨年第4四半期の米国内
総生産(GDP)速報値に対する反応待ちとなった。26日には12月の米個人所得・
支出(PCE)の発表がある。もう一波乱ある可能性あり。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、下値堅く推移。きのうの海外市場では、米総合購買担当者
景気指数(PMI)の上昇を受けて戻りを売られた。アジア市場は、朝方の2016.
20ドルから、ドル堅調を受けて上げ一服となったが、押し目は買われた。午後の取引
では2014ドル台で買い拾われた。2016ドル台では上値は重く、今夜発表の米国
内総生産(GDP)発表待ちムード。
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