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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (24/ 4) 908.8 911.5 892.5 894.5 - 20.4
(24/ 7) 917.1 920.0 901.6 903.5 - 20.2
パラジウム (24/ 3) 970.00 972.50 933.50 942.90 - 30.80
(24/ 6) 966.50 966.50 943.50 949.70 - 30.80
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 20,766 17,904 79,432 (+ 38)
パラジウム 3,661 4,107 22,560 (+ 243)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 38,049.13 + 242.74
24日 147.60/62 1.0879/81 ・ナスダック 15,510.50 + 28.58
25日 147.71/73 1.0839/41 ・10年米国債利回り 4.13 - 0.04
・NY原油 (24/ 3) 77.36 + 2.27 ・SPDR保有金残高 858.93 0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比は、プラチナが20.4〜18.1ドル
安、中心限月の4月限が20.4ドル安、パラジウムが30.90〜30.80ドル
安、中心限月の3月限は30.80ドル安。
プラチナ4月限は反落。時間外取引では、ドル安となったが、金の上値の重さを受
け、もみ合いとなった。欧州時間に入ると、独IFO業況指数の低下を受けて軟調とな
った。日中取引では、米国内総生産(GDP)の伸びが鈍化したが、ドル高を受けて売
り優勢となった。
パラジウム3月限は景気減速懸念やドル高を受けて売り優勢となった。
プラチナ4月限は時間外取引を903.8〜911.5ドルのレンジで推移し、前日
比10.6ドル安の904.3ドルとなった。4月限は安寄りしたのち、ドル安となっ
たが、金の上値の重さを受け、もみ合いとなった。欧州時間に入ると、独IFO業況指
数の低下を受けて軟調となった。
日中取引は、米国内総生産(GDP)の伸びが鈍化したが、ドル高を受けて売り優勢
となった。序盤の安値を割り込むと、テクニカル要因の売りが出て892.5ドルまで
下落した。
第4四半期の米実質国内総生産(GDP)速報値は前期比3.3%増と前四半期の
4.9%増から伸びが鈍化したが、市場予想の2%増を上回った。米国債の利回りが低
下したが、景気減速懸念がプラチナの圧迫要因になった。一方、ラガルド欧州中央銀行
(ECB)総裁は利下げ開始時期について夏の「可能性が高い」としたダボスでの発言
に言及した。
パラジウム3月限は、時間外取引を957.00〜972.50ドルのレンジで推移
し、前日比4.70ドル安の969.00ドルとなった。3月限は安寄りしたのち、ド
ル安となったが、戻りは売られた。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となっ
た。
日中取引は、景気減速懸念やドル高を受けて売り優勢となった。時間外取引の安値を
割り込むと、テクニカル要因の売りが出て933.50ドルまで下落した。
24日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比100オンス減の22万
3561オンス、パラジウムは変わらずの5万3262オンス。
今日の材料
・1月の独IFO業況指数は85.2で昨年12月の86.3(改定値)から予想外に
低下した。低下は2カ月連続。予想は86.7だった。
・欧州中央銀行(ECB)理事会で、政策金利を過去最高の4%で据え置くことを決定
した。据え置きは3会合連続で予想通り。インフレ対策へのコミットメントを改めて確
認し、金融緩和を検討し始めていることは示唆しなかった。
・第4四半期の米実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比3.3%増とな
った。伸びは前四半期の4.9%増から鈍化したものの、市場予想の2%増を上回っ
た。
・12月の米耐久財受注は前月から横ばいだった。輸送機器が低調だった。市場予想は
1.1%増だった。
・米新規失業保険申請件数は2万5000件増の21万4000件となった。市場予想
は20万件だった。
・12月の米新築一戸建て住宅販売戸数は前月比8.0%増の66万4000戸だっ
た。住宅ローン金利の低下と市場に出回る中古住宅の持続的な不足に後押しされ、市場
予想(64万5000戸)も上回った。
MINKABU PRESS
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