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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/03 446.25 447.50 437.50 440.25 - 6.00
2024/05 455.75 456.75 447.50 450.50 - 5.25
2024/07 463.50 464.50 456.50 459.25 - 4.25
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 382,494 256,526 1,592,162 (+ 2,570)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(1月25日までの週)
コーン:90万1958トン(前週改定値:74万9633トン)
小 麦:26万4666トン(前週改定値:31万5186トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(2月4日−2月8日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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コーンも期近〜期中が続落。終値の前営業日比は6.00セント安〜4.00セント
高。期近3月限は6.00セント安の440.25セント。
大豆の大幅続落および小麦の軟調に追随安となった。アルゼンチン、ブラジルからの
輸出が本格化する時期を迎えるなかでドルが高止まりしていることで米国の輸出が圧迫
されるとの懸念も弱材料視された。
3月限は446.25セントで取引を開始。寄り付き直後に447.50セントの
高値を付けたがその後、445セント台に値を落としアジアの時間帯のほとんどを
445セント前後と限られたレンジ内で高下した。欧州の時間帯に値位置を落としなが
らも441セント割れに抵抗を見せていたが、シカゴの時間帯には一段安となって
437.50セントの安値まで軟化。安値を離れた後の戻りも浅く安値圏のまま引けを
迎え、終値ベースでの一代の安値を更新した。
米農務省(USDA)が発表した1月25日までの週のコーン週間輸出検証高は
90万1958トンで前週改定値の74万6933トンを上回った。今年度の累計は
1563万8118トンで前年同期の1205万5435トンを約30%上回ってい
る。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。
<ブラジル産地>
散発的でまとまった雨量を伴う降雨が27〜28日にかけての週末に北部で発生した
が、この雨は次第に南下し次の週末にはパラナ州に達する見込み。この降雨はここ最近
ペースが落ちていた農作業にとって恵みの降雨となるだろう。現時点では大豆、コーン
の収穫やサフリーニャコーンの作付は平年並のペースを維持している。
<アルゼンチン産地>
今週も引き続き気温が38℃前後に達するなかで少雨傾向となることで、作柄が低下
する恐れが高まっている。特に西部および南部の州ではその傾向が顕著となるだろう。
土壌水分は適度な状態を保っているが、結実期を迎えている穀物にとって高温と少雨傾
向はストレスを与えることになりそうだ。2月5日の週には降雨となる可能性がある。
シカゴ小麦は軟調。米産地での慈雨とこれに伴う作柄改善期待、米国の小麦輸出低
迷、他農産物の下落が重石となった。3月限は前日比6.75セント安の593.50
セントで終えた。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
前週末にまとまった雨量を伴う降雨が発生し、一部の乾燥状態が改善された。今週は
大幅に気温が上昇するなか少雨傾向が強まるが、2月2〜3日にかけて低気圧が到来し
まとまった雨量を伴う雨または降雪がコロラド州およびネブラスカ州西部で見られるだ
ろう。この雨は小麦にとって慈雨となる。
今日の材料
・ブラジル産地散発的でまとまった雨量を伴う降雨が27〜28日にかけての週末に
北部で発生。
・ブラジル産地南部では週末には雨が達する見込み。
・アルゼンチン産地は高温少雨傾となり、穀物にストレスが発生する恐れあり。
・米小麦産地では前週末にまとまった雨量を伴う降雨が発生し、一部の乾燥状態が
改善。
・2月2〜3日にかけて低気圧が到来しまとまった雨量を伴う雨または降雪が
コロラド州およびネブラスカ州西部で発生する見込み。
・1月25日までの週のコーン週間輸出検証高は90万1958トンで前週改定値の
74万6933トンを上回る。
MINKABU PRESS
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