[本日の見通し]ゴム=序盤は売り優勢、中盤以降は産地次第

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、序盤は売り優勢の展開になりそうだ。寄り付きでは、上海
夜間が下落したうえ、ドル・円が146円台前半の円高に振れたことを受けて、売りが
先行した。ただ、中盤以降、産地相場次第となろう。
 今日のJPXゴムRSS3号は、26日から調整安場面となっている。ただ、産地相
場は総じてしっかりとした展開が続いている。今日も産地相場が上昇するようなら、中
盤以降は地合いを引き締めることになる。
 JPXゴムRSS3号の活発限月7月限は、26日からの調整場面では、280円割
れを試しているが、現時点では、同水準で支持されている。同水準での押し目買い意欲
は強そうだ。
 ただ、中国は2月10日に春節を迎えて。今後、徐々に中国勢の産地での買い付けが
手控えられることが予想される。産地相場の上昇が一段落となれば、JPXゴムRSS
3号は売り圧力が強まので注意はしておきたい。

 午前9時34分時点の円相場は1ドル=146.35円付近で推移している。

 午前9時34分時点のゴムRSS3号活発限月の7月限は同2.1円安の281.5
円。今日の日中、予想される7月限のレンジは278.0〜284.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号7月限の予想レンジは270.0〜300.0円。
テクニカルからの下値支持線は275.0円(節目)、上値抵抗線は290.0円(節
目)。

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