●論点解説ゴム、強弱材料の交錯が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 産地相場の堅調地合が続いている。10日から春節の連休が始まるが、まだピークア
ウトを確認するには至っていない。春節前の在庫手当の動きが一巡した際に、産地相場
の高騰が止まるか否かが最大の焦点になる。一方、上海ゴム相場は前週の急落地合から
一転して、安値修正の動きが優勢になっている。中国経済の減速懸念は根強いが、短期
筋主導の不安定な地合が続いている。明確な動きは、2日の米雇用統計発表後の円安環
境の支援になる。円安の持続力にも注目したい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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