石油午前=しっかり、紅海では船舶への攻撃が続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場はしっかり。米国や英国の空爆にも関わらず、イエメンのアンサー
ル・アッラー(フーシ派)が紅海で船舶に対する攻撃を続けるなど、中東情勢の不透明
感が根強いことが相場を支えている。海外原油は続伸したほか、その後の時間外取引で
ニューヨーク原油はしっかり。ただ、円相場が1ドル=147円後半で、前日よりも円
高・ドル安で推移していることは重し。
 日中取引開始後、原油の2024年6月限は買い優勢。一時7万0240円まで強含
んだ。ただ、夜間取引の高値を試すような流れにはない。
 午前11時現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が50円安
〜420円高。
 午前11時現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が617枚。
【イスラエル軍はレバノンへの地上侵攻を準備】
 イスラエルのチャンネル13によると、イスラエル軍はレバノンへの地上侵攻を準備
しており、数週間以内に始まる可能性がある。イスラエルがパレスチナ自治区への侵略
を開始してから、レバノンの武装組織ヒズボラからのイスラエル北部への攻撃が強まっ
ている。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で3月限は前日比0.23ドル高の73.54ドルで推移。
本日これまでのレンジは73.39〜73.72ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。