NY金・銀市況=金は続落、ドルが下値堅く推移から戻り売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (24/ 4)  2049.7     2051.9      2034.3      2038.7     -  9.2
          (24/ 6)  2069.6     2071.6      2054.4      2058.6     -  9.2
   銀     (24/ 3)  2264.5     2279.5      2242.0      2259.4     -  4.2
         (23/ 5)  2287.0     2300.0      2264.0      2280.9     -  4.2
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           112,226       147,865       420,398        (-  1,031)
  銀           52,636        83,679       148,280        (-    284)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          38,671.69  -  54.64
      8日  149.30/32   1.0777/79   ・ナスダック         15,990.66  + 196.95
      9日  149.29/31   1.0787/89   ・10年米国債利回り      4.17  +   0.01
・NY原油  (24/ 3)   76.84 + 0.62  ・SPDR保有金残高    843.66  +   1.44
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金は続落、銀は小反落。終値の前日比は金が9.3〜8.1ドル安、中
心限月の4月限が9.2ドル安。銀が4.3〜3.7セント安、中心限月の3月限は
4.2セント安。
 金4月限は続落。時間外取引では、ドルが小じっかりで推移から売り優勢となり、後
半、6ドル超の下落で推移。日中取引に入り、米労働省の消費者物価指数(CPI)年
次修正で、昨年12月の前月比が下方修正されたことを受けて一時ドル売りが進んだこ
とから戻した。しかしドルが下値堅く推移から戻り売り優勢となり、中盤から後半はジ
リ安となり、軟調に推移。日中取引で2034.3ドルまで下落し、前日8日の安値
2034.6ドルをわずかに下回った。戻り鈍く、日足は3日連続で陰線引けとなっ
た。
 銀3月限は小反落。時間外取引では小高く推移したが、日中取引に入り、他の貴金属
の下落から売り優勢となった。

今日の材料
・9日のアジア太平洋株式市場は多くの市場が休場。豪州、インド株が小幅高。
・中国上海総合指数は春節のため休場。
・欧州株は小幅安。不動産、半導体、化学の業種の株価が売り優勢。
・アトランタ連銀ボスティック総裁「インフレは良い道筋を進んでいるが、まだ道半
 ば。目標に到達するためのコースを決意とともに維持する必要」と地元ラジオで発
 言。
・米労働省は年次CPI発表において昨年12月の結果を前月比+0.3%から+0.2%に下方
 修正。
・ドルは下値堅く推移。ドル円は1ドル=149円を試す下落となったが、戻し149.30円
 水準でもみあい。ユーロドルは今月2日以来の高値となる1ユーロ=1.0795ドルま
 で上昇。1.0800ドルの節目が抵抗線ながら確り。
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