[今日の視点]とうもろこし=シカゴ期近安から売り優勢か、1月限に注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、16日のシカゴ期近安を背景に先限から売り優勢か。夜間取引で先
限が310円安の3万6890円で引け、先限のつなぎ足として弱気に傾きそうな気配
あり。
 期先1月限は50円安の3万7150円で夜間取引を引けた。日中取引で先限につれ
安となり、3万7000円割れとなるかに注目。シカゴ期近3月限、円相場1ドル=
150.20円からの換算値は85円程度の下落。
 16日のシカゴコーンはまちまち。期近3、5月限は一代安値を更新する下落。週末
を控えて利益確定の買い戻しもあったもようだが、小幅安で引けた。農務省(USD
A)が穀物展望会議(アウトルックフォーラム)で24/25年度のコーン需給緩和見
通しを示したことが引き続き、重石。19日はプレジデンツデーの祝日で3連休となる
ため、損切りとなる手じまい売りも多かったとみられ、売り方有利の状態に変わりな
し。自律修正高はあるが、まだ安値出尽くし感はなく、下値の余地はあるのではない
か。

 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万6850〜3万7000円。本日の日
中取引の予想レンジは3万6700〜3万7200円。小口の売買で乱高下しやすいた
め、レンジ予想は広めにした。
 <今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 機械受注 2023年12月(内閣府)
◆ イギリス ◆
【経済】09:01 住宅価格指数 2024年2月(ライトムーブ)
◆ アメリカ ◆
【休日】--:-- 大統領の日
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 鉱工業製品価格指数 2024年1月(カナダ統計局)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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