多くの投資家はFRBの忍耐強さを共有していない=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうの為替市場はNY時間に入ってドル安が優勢となっており、ドル円は150円を割り込んでいるほか、ユーロドルは1.08ドル台を回復している。

 先週は、インフレの上昇や小売売上高の軟化などの様々な米経済指標が発表され、FRBがより長い間忍耐強い姿勢を維持する可能性が示唆された。しかし、その忍耐強さは多くの投資家に共有されておらず、為替市場ではドルショートが見直されているとの指摘が出ている。

 データ発表が続いた先週を総括すると、FRBはいまのところ慎重なスタンスを維持することに関心が向いているようだと結論づけざるを得ない。いずれにせよ、今後数日間でドルロングの整理が進むと予想されるという。

USD/JPY 149.88 EUR/USD 1.0828 GBP/USD 1.2654

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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