−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2024/ 4 2,039.8 + 15.7 シカゴ大豆 2024/ 3 1,179.00 + 6.75 NY銀 2024/ 3 2,313.6 - 33.9 シカゴコーン 2024/ 3 418.75 + 2.25 NYプラ 2024/ 4 914.3 + 0.8 NY原油 2024/ 4 77.04 - 1.42 NYパラ 2024/ 3 983.30 +30.50 ドル・円 150.00 - 0.20 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は150円水準で推移 為替市場、ドル円は緩やかな売りに押され、序盤に150円を割り込んだ。150円 を割り込むとオプション絡みの買いが観測され、150円を下放れる動きまでは見られ なかった。 先週の予想を上回るインフレ指標の発表により、FRBの早期利下げ期待は後退。年 内の累計の利下げ幅の見通しも1.00%ポイントを下回っている状況となっている。 一時は1.50%ポイントまで期待が高まっていた。そのような中でドル高を期待する 声は根強く、ドル円は底堅い展開が続くと見ている向きも少なくないようだ。 ◎NY貴金属=総じて上昇、中国の利下げやドル安が支援 ニューヨーク金は続伸、銀は反落。 金4月限は続伸。時間外取引では、中国人民銀行の住宅ローンの主要指標金利の引き 下げを受けて堅調となった。欧州時間に入ると、ドル安を受けて上値を伸ばした。日中 取引では、米国債の利回り低下を受けて買い優勢となった。 銀3月限はドル安が支援要因となったが、日中取引で戻りを売られた。 プラチナ系貴金属(PGM)は、軒並み上昇。 プラチナ4月限は小幅続伸。時間外取引では、中国人民銀行の住宅ローンの主要指標 金利の引き下げやドル安を受けて堅調となった。日中取引では、米国債の利回り低下が 支援要因となったが、買い一巡後の上値は限られた。 パラジウム3月限は欧州時間からのドル安や米国債の利回り低下を受けて買い優勢と なった。 ◎LME=アルミ・ニッケルは小幅続落、銅はドル安を受けて反発 アルミ3カ月物は小幅続落。2195.50ドルで小安く取引を開始。その後は前日 の軟調地合いが尾を引き、ジリ安で運ばれて一時は2180ドルまで値を落とした。終 盤にドル安傾向を受けて2236ドルまで浮上する動きも見られたが騰勢は続かず、売 り直されてマイナスサイドで終了。 銅3カ月物は反発。8430ドルで軟調で寄り付いた後、アジアの時間帯はアジア株 の堅調にもかかわらず米商品先物市場がプレジデンツデーの祝日で休場だったため様子 見となり8440ドルで上値を抑制された。欧州の時間帯を迎えると地合いを引き締め て8400ドル台後半に浮上。米国の時間帯を迎えるとドル安基調が手掛かりとなって 買い優勢に転じて8500ドルの節目を突破。引け間際に8540.50ドルの高値ま で値を伸ばした後、高値圏を維持して終えた。 ◎NY原油=反落、需要見通しの不透明感が重し ニューヨーク原油は反落。 世界的な需要見通しの不透明感が重しとなった。世界最大の石油消費国である米国で は高水準の政策金利が維持され、景気が悪化するリスクが意識されている。世界最大の 原油輸入国の中国では、中国人民銀行(PBOC)が最優遇貸出金利(LPR)のう ち、住宅ローン金利の目安となる期間5年超の金利を4.20%から3.95%に引き 下げたことから、景気下振れ懸念が強まった。 改質ガソリンは反落。ヒーティングオイルの期近は続落。原油安に連動した。 ◎シカゴ大豆・コーン=共に堅調、売り警戒感やドル安基調や金の堅調などで 大豆は揃って続伸。 ブラジル、アルゼンチンでは週末に降雨となり生育環境は引き続き改善したが、根強 いドル売りが見られるなか、これまで下落した後で買い戻す動きが広がり、買い優勢で 運ばれた。また、金の堅調な足取りも買い支援要因となった。 コーンは軒並み堅調。 ブラジルの降雨でサフリーニャコーン生育環境が改善されたことが弱材料となり、 16日に続いて一代安値を更新する場面も見られたが、売り警戒感が強まり買い戻す動 きが広がった。ドル安基調、小麦の大幅高も買いを支援した。 MINKABU PRESS *LMEを追加更新しました。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。