−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/03 416.25 421.50 414.75 418.75 + 2.25 2024/05 429.00 434.00 427.75 432.50 + 3.00 2024/07 439.50 444.75 438.50 443.25 + 3.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 468,672 449,937 1,605,428 (+ 6,507) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(2月15日までの週) コーン:91万8610トン(前週改定値:89万2335トン) 小 麦:38万0774トン(前週改定値:40万7524トン) *米気象庁発表の6−10日予報(2月26日−3月1日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは軒並み堅調。終値の前営業日比は1.25〜4.25セント高。期近3月限 は2.25セント高の418.75セント。 ブラジルの降雨でサフリーニャコーン生育環境が改善されたことが弱材料となり、 16日に続いて一代安値を更新する場面も見られたが、売り警戒感が強まり買い戻す動 きが広がった。ドル安基調、小麦の大幅高も買いを支援した。 3月限は416.25セントで取引を開始した後は、欧州の時間帯を終えるまで 420セントを上値抵抗線とするもちあいとなった。シカゴの時間帯を迎えると強含ん で421.50セントの高値まで浮上したところを売り崩されて414.75セントを 付け一代の安値を更新したが、売り警戒から買い戻されて418セント台を回復。終盤 は418〜420セントのレンジ内で高下し、この水準のまま引けを迎えた。 米農務省(USDA)が発表した2月15日までの週のコーン週間輸出検証高は 91万8610トンで前週改定値の89万2335トンを上回った。今年度の累計は 1811万8948トンで前年同期の1373万6678トンを約32%上回ってい る。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。 <ブラジル産地> 産地中部では週末にまとまった雨量を伴う降雨が発生。一方の南部では局地的な降雨 となった。サフリーニャコーンの作付は終わっているが、生育期を迎える中、土壌水分 は乾燥が懸念されるだけに、まとまった雨が好ましい状況となっている。アルゼンチン から低気圧が移動してくる影響で2月24日以降の数日間も降雨が見込まれる。 <アルゼンチン産地> 週末には前線が通過する中、限られた量の降雨にとどまった。ただ、22日には再び 前線が通過し、慈雨が発生すると見られる。また、24〜26日にかけても同様に降雨 が発生するだろう。 シカゴ小麦は期近から急伸。これまでの下落の後で売り警戒感が強まるなかドル安基 調が強まったうえ、地政学不安を受けた需給引き締まりに対する懸念も見られたことで 大きく上昇。中心限月の3月限は前日比22.25セント高の582.75セントで終 えた。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 週末は降雨の発生は無く気温は上昇。今週は週末まで暖かななか降雨は発生しないだ ろう。26日の週には広い範囲で降雨または降雪となる可能性がある。 今日の材料 ・ブラジル産地中部では週末にまとまった雨量を伴う降雨が発生。 ・ブラジル産地では今週はサフリーニャコーンにとっての慈雨が続く。 ・アルゼンチン産地は週末の降雨は限られるが今後も慈雨が続く。 ・米小麦産地では前週末は降雨発生せず。今週も少雨傾向が見込まれる。 ・2月15日までの週のコーン週間輸出検証高は91万8610トンで前週改定値の 89万2335トンを上回る。 MINKABU PRESS
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