●レビュー穀物、下値を切り下げる展開が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 22日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比5.00セント安の406.00セン
ト、小麦先物相場は同変わらずの583.25セント、大豆先物相場は同13.00セ
ント安の1147.75セントとなった。引き続き需給緩和評価が強く、下値を切り下
げる展開になっている。南米の気象環境も安定している。現物市場が安値抵抗を続けて
いるが、底入れ感の形成には至っていない。原油高の影響も限定された。
 23日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比6.25セント安の399.75セン
ト、小麦先物相場は同9.75セント安の573.50セント、大豆先物相場は同1
4.75セント安の1133.00セントとなった。引き続き南米産の供給圧力が警戒
されており、上値の重い展開になってる。需給緩和評価が根強く、下値を切り下げてい
る。大豆は輸出低迷、米業者がブラジル産大豆を調達しているとの報告もネガティブ材
料視された。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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