●レビュー金、金利安定で一時2050ドル突破=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 22日のニューヨーク金先物相場は、前日比3.60ドル安の2030.70ドル。
持高調整が中心の展開になる中、小幅下落した。米雇用指標がやや強めだったことで、
米長期金利が若干上振れしたことが嫌気された。ただし、ドルは目立った動きを見せて
おらず、金相場も小動きに終始している。積極的な売買は行われていない。
 23日のニューヨーク金先物相場は、前日比18.70ドル高の2049.40ド
ル。米長短金利低下を受けて買い優勢の展開になった。ドルは小動きに終始したが、一
時2050ドルの節目も上抜く展開になっている。米金融当局者からは利下げ着手に慎
重な発言も聞かれたが、金利環境が安定していることが金市場では好感されている。中
東情勢が依然として緊迫化していること、ロシアのウクライナ侵攻開始から2年目を迎
えることも安全資産の金相場を押し上げた。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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