トウモロコシは、需給緩和評価の上値圧迫が続く見通し。特に南米の生産環境が良好 なことが、相場を下押しする展開が続く。価格低下で売り渋りの動きも報告されている が、逆に過剰在庫の売却を急ぐ動きもあり、現物市場主導の底入れは先送りされてい る。アウトルック・フォーラムで2024/25年度の在庫積み増し見通しが示された こともネガティブ材料視されている。投機筋の売りポジションは膨張しているが、過熱 感解消を本格化するには至っていない。安値限界を打診する展開が続こう。4ドル割れ で地合の変化の有無が注目される。 大豆は、南米産の大量供給が行われるとの見通しが上値を圧迫する展開が続く。競合 する米国産の輸出が落ち込んでいることもネガティブ。米業者さえも南米産調達の動き が報告されている。トウモロコシと同様に現物市場のサポートが強まり始めているが、 まだ底入れ感形成には至っていない。売られ過ぎ感から自律反発も繰り返されやすい が、まだ底入れのテーマ設定には至っていない。ファンド売りの限界ラインが打診され る地合が続く。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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