●短期見通し金、ボックス内で底固い展開に＝マーケットエッジ

　米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の利下げに対する慎重姿勢が調整売りを誘っていた
が、ネガティブ材料に出尽くし感が広がっている。強めのインフレ、雇用指標が当面の
米金融政策に与える影響は限定的と評価されている。このまま米金利上昇、ドル高が一
服すると、２０００〜２１００ドルのボックス圏内でのリバウンドになる。ただし、利
下げの具体的な時期が見えてくるか、地政学リスクの高まり、中央銀行の大量購入と言
った動きがみられるまでは、２１００ドル水準が高値限界になる見通し。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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