反発、西側のウクライナ戦争への直接介入を警戒=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=77.58(+1.09 +1.43%)

 ニューヨーク原油は反発。ロシアがウクライナに侵攻してから2年が経過し、ウクライナで代理戦争を繰り広げてきた西側の旗色が悪化しているなかで、西側各国による直接的な軍事介入が警戒されることが相場を押し上げた。英テレグラフによると、北大西洋条約機構(NATO)加盟国や欧州連合(EU)の一部の国は、二国間の取り決めのなかでウクライナへの軍隊派遣を検討している。軍隊を派遣したNATO加盟国がロシアの攻撃を受けた場合、NATO第5条が行使され、NATOとロシアの全面戦争が始まるリスクがある。

 時間外取引で4月限は75.84ドルまで軟化。ただ、通常取引開始後は買い戻しが優勢となり、78.03ドルまで上げた。
 
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。