NY金・銀市況=総じて小反発、金は買い戻し先行もようで小幅高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (24/ 4)  2041.2     2049.1      2038.1      2044.1     +  5.2
          (24/ 6)  2060.7     2068.8      2058.4      2064.1     +  5.3
   銀     (24/ 3)  2252.5     2271.0      2240.5      2253.2     +  0.6
         (23/ 5)  2273.5     2293.0      2262.5      2275.7     +  2.2
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           141,763       137,311       410,324        (-  3,400)
  銀           82,530       100,237       145,766        (+    122)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          38,972.41  -  96.82
     前日  150.67/69   1.0850/52   ・ナスダック         16,035.30  +  59.05
     本日  150.51/53   1.0844/46   ・10年米国債利回り      4.31  +   0.02
・NY原油  (24/ 4)   78.87 + 1.29  ・SPDR保有金残高    827.81      0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金、銀は反発。終値の前日比は金が5.2〜6.1ドル高、中心限月の
4月限が5.2ドル高、銀は0.6〜2.2セント高、中心限月の5月限は2.2セン
ト高。
 金4月限は反発。時間外取引では、ドルの弱含みから買い優勢で推移し、終盤8ドル
超の上昇で推移。日中取引では1月の米耐久財受注、2月の米コンファレンスボード消
費者信頼感指数が事前予想より弱気の数字となったが一段高にはならず、上げ幅を縮小
した。28日に昨年第4四半期の米国内総生産(GDP)改定値、29日には1月の米
個人所得・支出(PCE)デフレーターなど複数の米経済指標の発表を控え、買い戻し
先行もようとなり、小高く引けた。
 銀5月限は時間外取引から反発し、終盤、15セント程度の上昇で推移。日中取引は
上げ幅を削ったが、プラスサイドを維持して引けた。

今日の材料
・27日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は反発、38.46ポイント高の3015.48ポイント。
・欧州株はまちまち。英FTは不動産株や生活必需品株が売られた。独DAXは欧州中央
 銀行(ECB)の早期利下げ期待などを背景に、テクノロジー株などが上昇。
・1月の米耐久財受注(速報値)
 結果 -6.1% 予想 -4.9% 前回 -0.3%(0.0%から修正)(前月比)
・2月の米コンファレンスボード消費者信頼感指数
 結果 106.7 予想 115.0 前回 110.9(114.8から修正)
・ドルは上昇一服。ドル円は1ドル=150円に接近する場面があったが、下値は堅く、
 150.50円水準に戻した。ユーロドルは今月22日以来の高値となる1ユーロ=1.0866
 ドルまで上昇したが戻り売りで上げ幅を削り、前日と同水準でニューヨーク時間の
 取引を終了。
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