国内市場は上昇へ。中心限月の2024年7月限で300〜600円高程度を想定す る。石油輸出国機構(OPEC)プラスが足元1−3月期に実施している日量220万 バレル規模の自主減産を4−6月期も継続することを検討していると伝わった。 1−3月期の需要の下振れする時期だけでなく、需要が上向く時期にかけても自主減産 が続く可能性が高い。円相場は1ドル=150円半ばで推移しており、前日水準とほぼ 変わらず。 報道によると、OPECプラスは4−6月期だけでなく、年末まで日量220万バレ ル規模の自主減産を継続する可能性がある。北半球の需要期の初期である4−6月期だ けでなく、需要期の本番である7−9月期も現行規模の供給制限が続くと、需給が引き 締まるか。足元で需給のタイト化を示唆する統計は限定的である一方、海外市場のクラ ック・スプレッドは需要の高まりを連想させる推移となっており、OPECプラスは相 場を強気に傾けようとしているようだ。 <今日の予定> ◆ ニュージーランド ◆ 【経済】10:00 政策金利公表(NZ準備銀行) ◆ オーストラリア ◆ 【経済】09:30 消費者物価指数 2024年1月(連邦統計局) 【経済】09:30 消費者物価指数 2024年1月(連邦統計局) ◆ 日本 ◆ 【経済】09:30 貿易収支 2024年1月確報(財務省) 【経済】14:00 景気動向指数 2023年12月改定状況(内閣府) 【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟) 【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁) ◆ トルコ ◆ 【経済】16:00 貿易収支 2024年1月(トルコ統計機構) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】22:30 国内総生産 2023年10-12月期改定値(商務省) 【経済】22:30 卸売在庫 2024年1月速報値(商務省) 【工業】2/29 00:30 週間石油統計(EIA) ◆ カナダ ◆ 【経済】22:30 国際収支 2023年10-12月期(カナダ統計局) MINKABU PRESS
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