ゴム午前=総じて軟調、商いは盛り上がりを欠く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。寄り付きでは、上海夜間やドル・円が小動きとなっ
たことから手掛り材料難となり、夜間取引と同値圏で推移した。その後は、薄商いの
中、上海ゴムの伸び悩みを受けて、売りがやや優勢となっている。TSR20は出来
ず。

 午前11時27分現在のRSS3号は前営業日比2.7円安〜1.8円高。活発限月
の8月限は同1.0円安の301.6円、期先2月限は出来ず、推定出来高は326枚
(前日夜間取引含む)。

【玉次第の展開か】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて軟調な展開となった。ただ、総出来高は
午前11時27分時点で326枚と盛り上がりを欠いており、玉次第の展開の様相を呈
している。
 活発限月の8月限は、小幅安となっている。22日に306.5円まで上昇後、売り
込まれる場面もあるが、おおむね300円台での取引となっており、高値圏を維持して
いる。上海ゴムや産地相場次第では、再び一代の高値を更新する可能性もある。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや優勢となり、
0.6〜0.1セント安。

 上海ゴムは買い先行。午前11時00分現在、指標限月の2024年5月限は、前営
業日35元高の1万3975元で推移。

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