●今夜のシナリオ原油、月末要因と地政学リスク＝マーケットエッジ

　アジアタイムは７８ドル台中盤で小幅安になっている。前日は高値を更新しながらも
米原油在庫増加で利食い売り優勢の展開になった。本日は月末の取引であり、持高調整
が優先されるともう一段階の下げが見込まれる。一方、厳しい地政学環境には何ら変化
が生じていない。先行き不透明感からファンドの物色意欲が維持されると、改めて
８０ドルの節目に迫る展開になろう。１月ＰＣＥデフレータを受けてのドルの動向にも
注目したい。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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