石油午前=堅調、パレスチナ停戦協議は不透明

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。武装組織ハマスとイスラエルの停戦協議が順調ではないと見
られていることが支援要因。停戦協議中もイスラエルはパレスチナ人の殺戮を繰り返し
ており、停戦への関心が薄いと認識されている。イスラエルはラマダン(断食月)まで
に人質が解放されなければ、パレスチナ自治区ガザ南部のラファへ侵攻すると警告して
いる。ラファには難民が集中している。ラマダンは3月10日から始まる。
 日中取引開始後、原油の2024年7月限は堅調。7万3380円まで上げ、夜間取
引の高値である7万3470円に迫っている。
 午前10時55分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
240〜510円高。
 午前10時55分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が445枚。
【フーシ派、海底ケーブルへの攻撃を否定】
 今週イスラエル系のメディアが、イエメンの武装組織アンサール・アッラー(フーシ
派)が紅海の海底ケーブルを損傷させたと伝えたが、アンサール・アッラーは関与を否
定した。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で4月限は前日比0.26ドル高の78.52ドルで推移。
下げ一服後に切り返している。本日これまでのレンジは78.22〜78.56ドル。
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