前週は2040ドル水準での保ち合いを経て、2100ドル近辺まで上昇する展開に なった。週中盤までは1月29に1月PCEデフレーターの発表を控え、イベントリス クから積極的な売買は見送られた。そのPCEデフレーターはコアが前月比0.4%上 昇と強めの数値になったが、改めて金相場を織り込むような動きは見られなかった。1 月消費者物価指数などから想定されていた範囲内の数値と評価されている。その後は2 月ISM製造業指標の下振れで米金利低下・ドル安が進み、週末を前に終値での史上最 高値を更新した。 今週も底固さを確認する展開になろう。米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げ着 手に慎重だが、現状では次の政策調整が利下げになる見通しには変化が生じていない。 米金利上昇・ドル高が進む余地は限られ、2000ドル水準で下値を確認した可能性が 高い。2100ドル目前に迫っているが、同水準をブレイクすると、チャート主導の買 いで急伸する可能性もある。2100ドルの攻防が注目される。ただし、現状では利下 げ時期などについて明確な見通しが得られている訳ではない。2100ドル水準で抵抗 を受けた場合は、ボックス相場を更に継続することになる。8日に2月雇用統計、6日 と7日にパウエルFRB議長の発言が予定されていることがイベントリスクになる。強 めの雇用指標が発表されると要請売りが膨らむリスクがあるが、大きな下げには発展し ない見通し。 予想レンジは2050〜2150ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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