[今日の視点]とうもろこし=先限は下げ幅拡大で3万6700円を試す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、1日のシカゴ安、1ドル=150.10円水準の円高から売り優勢
で推移予想。夜間取引は期先2本が売り優勢となり、250〜40円安。先限は40円
安。総出来高は3枚のみ。日中取引も閑散商いで玉の出方次第だが、先限は3万
7000円割れとなり、売り方に有利なチャート。
 シカゴ期近5月限、円相場150.10円からの換算値は320円安。先限は日中取
引で下げ幅を拡大し、2月27日の安値3万6700円を試す下落となる可能性あり。
3万6700円割れとなった場合の下値のメドは1月15日の安値3万6610円。
 1日のシカゴコーンは下落。南米産地の降雨と小麦の急落から売り優勢。期近5月限
は422セントまで下落。月替りとなり、大口投機家は再度、売り姿勢を強めたもよ
う。今週は8日に米農務省(USDA)から需給報告の発表がある。ブラジル、アルゼ
ンチンの需給見通しに対する思惑が材料視されそうだが、弱材料に反応しやすいのでは
ないか。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万6700〜3万6890円。本日の日
中取引の予想レンジは3万6600〜3万6950円。
<今日の予定>
◆ スイス ◆
【経済】16:30 消費者物価指数 2024年2月(連邦統計局)
◆ アメリカ ◆
【農産】3/5 01:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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