(NY時間09:34)(日本時間23:34) ターゲット<TGT> 166.45(+15.96 +10.61%) ディスカウントストアのターゲット<TGT>が大幅高。取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、既存店売上高の減収が予想ほどではなかったほか、1株利益が予想を上回った。売上高も予想を上回っている。 在庫管理の改善を継続し、トラフィックの減少も鈍化したことが利益に奏功。第4四半期の在庫を予想を上回る約12%削減したと発表した。また、店舗とデジタルのトラフィックは1.7%減と、第3四半期の4.1%減からは改善している。輸送費とサプライチェーンのコスト減少も利益を押し上げた。 インフレと金利上昇により、消費者による裁量的商品の購入が減少しているため、同社売上減に苦しんでいる。このような需要の変化により、小売店は値下げ販売を余儀なくされ利益を圧迫している。同社はまた、会員制プログラムの開始も確認した。 (11-1月・第4四半期) ・既存店売上高:-4.4%(予想:-4.6%) ・1株利益(調整後):2.98ドル(予想:2.40ドル) ・売上高:314.7億ドル(予想:313.5億ドル) ・粗利益率:25.6%(予想:25.0%) ・EBITDA(調整後):26.2億ドル(予想:22.3億ドル) (2-4月・第1四半期見通し) ・既存店売上高:-3.0~-5.0%(予想:-3.4%) ・1株利益(調整後):1.70~2.10ドル(予想:2.07ドル) (通期見通し) ・既存店売上高:0~+1.2%(予想:+1.0%) ・1株利益(調整後):8.60~9.60ドル(予想:9.12ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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