金・銀市況=金は小反落、午後は利食い売り優勢もよう

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         10,242    -13    10,242    -4  : 2,126.14   + 8.85
銀          115.0   +1.0     117.7   0.0  : 2,372.00   - 8.00
プラチナ     4,287    -24     4,293   -26  :   885.80   - 4.90
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   958.49   + 8.73
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    149.88   -0.63  ユーロ・ドル相場   1.0856  +0.0006
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【市況】
 金は小反落、金はドル建て現物相場が一時2140ドルを試す上昇となったことが買
いを支援するなか先限は夜間取引で3日連続で上場来高値を更新した。その後は、ドル
建て現物相場の上げ一服を受けて上げ幅を縮小し、先限は正午前に2円高で推移。午後
に入り、利食い売り優勢もようとなり、全限月が小安くなった。夜間取引で全限月が一
代高値を更新。
 銀は4月当限が夜間取引で1円高。それ以外は出合いなし。期先10。12月限の帳
入値は2.0〜3.9円高。
 前営業日比は、金標準、金ミニが13〜3円安、ゴールドスポットが10円安、銀が
変わらず〜3.9円高。
 推定出来高は、金が5万1019枚、金ミニが8204枚、ゴールドスポットが
1万0711枚、銀が2枚。
【金先限は利食い売りで小幅安も押し目浅く推移】
 金先限は夜間取引で1万0341円を付け、上場来高値をさらに更新。夜間取引の後
半から上げ幅を縮小した。日中取引になり、午前中、1万0239円まで軟化。正午前
から午後の取引は前日の終値を挟んで、もみあい後、1万0251円まで小高くなった
が終盤は売り優勢となった。
 14日間の相対力指数(RSI)が80超えとなるなど、稀に見る強気相場ふだが、
短期的な買い過剰感が台頭している。利食い売りで上げ幅を削ったが、押し目買い意欲
が強く、押し目は浅く推移。
 今夜は2月の米ADP雇用統計の発表、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議
長の下院での証言がある。今後の米金融政策を示す重要な経済統計、イベントである。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、小反落。きのうの海外市場では、2月の米ISM非製造業
景況指数が弱気の数字となり、米10年債利回り低下から、2140ドルを試す上伸。
ニューヨーク時間の中盤から上げ幅を縮小。アジア市場で、朝方の2127ドル台か
ら、利食い売りなどが出て午後に2123ドル台に小幅安。押し目買いの動きは強く、
一時2127ドル台まで下値を切り上げ。ユーロドルしっかりが支援材料。
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