シカゴ大豆市況=期近から大幅上昇、大口成約や売り方の踏み上げなどで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値    帳入値     前日比
 2024/05      1,185.50    1,211.75    1,183.50     1,209.50      +24.00
 2024/07      1,200.25    1,225.00    1,198.00     1,223.25      +23.00
 2024/08      1,198.75    1,221.25    1,195.50     1,219.50      +21.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高 (前々日比)
   先物       315,017       199,811         773,473   (+  6,952)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月26日−3月30日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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 大豆は期近から大幅上昇。終値の前営業日比は12.00〜24.00セント高。中
心限月の5月限は24.00セント高の1209.50セント。
 米農務省(USDA)が大口成約を発表したことや前日の高値を上抜いたことで売り
方の踏み上げと見られる買いが終盤に活発化したことで大きく値位置を切り上げる要因
となった。南米産地の天候回復や良好な作柄環境に対する反応は乏しかった。
 5月限は1185.50セントで取引を開始。その後、しばらく1194セントを上
値抵抗線とする足取りが続いた。シカゴの時間帯序盤に1198セント台まで浮上した
ところを売り直されたが、終盤に再度、1194セントを上抜いたことで売り方の踏み
上げと見られる動きが活発化して浮上。終盤には1211.75セントの高値に達し
た。高値を離れたものの、20セントを超える上げ幅を維持して終えた。
 米農務省(USDA)は仕向け地不明で24/25年度積12万トンの大豆の大口成
約を発表した。
<ブラジル産地>
 前線の影響で前週に続いて今週も多くの地域で降雨が発生。新たな前線が21日から
22日にかけて到来するため、週を通して降雨が続くだろう。サフリーニャコーンの
生育環境は前週の少雨傾向からにこの慈雨を受けて好転。なお、この前線通過後は少雨
傾向が戻る見通しであり、生育への影響が懸念される。

<アルゼンチン産地>
 複数の低気圧が通過するなか、広い範囲でまとまった雨量を伴う降雨が発生。22日
から24日にかけては降雨が発生する可能性は低いが、来週も低気圧の到来が続きこれ
に伴う降雨が見込まれるため良好な生育環境が維持されるだろう。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 20〜21日には南西部の広い範囲で降雨が発生。この低気圧が東に移動した後も活
発な低気圧が到来が続き、23〜25日には南西部の小麦産地一帯で降雨が発生する見
込み。ただ、この低気圧到来後は寒気団が到来すし一部の小麦にダメージが発生するリ
スクが高まると予想される。
 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆に追随高となった。これまで売られた反動か
ら大豆粕の上げ幅は大きくなった。大豆粕5月限の終値は前日比8.60ドル高の
342.50ドル。
今日の材料
・ブラジル産地では広い範囲で散発的な降雨が発生しサフリーニャコーンの生育環境
 は改善。
・アルゼンチン産地ではコーン・大豆の生育に適した環境が続く。
・米小麦産地では降雨が続くも寒気団の到来によるリスク発生の可能性が高まる。
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