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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (24/ 7) 937.5 952.9 927.8 946.5 + 12.2
(24/10) 947.0 961.2 937.0 955.1 + 12.0
パラジウム (24/ 6) 1012.00 1038.50 997.00 1021.70 + 17.40
(24/ 9) 1025.00 1043.00 1024.00 1029.30 + 16.90
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 29,277 38,605 80,099 (- 140)
パラジウム 3,151 2,859 19,665 (+ 256)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 39,127.14 - 43.10
前日 151.54/56 1.0768/70 ・ナスダック 16,277.46 + 37.01
本日 151.69/71 1.0836/38 ・10年米国債利回り 4.35 - 0.01
・NY原油 (24/ 5) 85.43 + 0.28 ・SPDR保有金残高 829.00 + 2.02
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。前日比は、プラチナが11.2〜12.2ドル
高、中心限月の7月限が12.2ドル高、パラジウムが16.80〜17.40ドル
高、中心限月の6月限は17.40ドル高。
プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となっ
た。欧州時間に入ると、戻りを売られたが、買い戻されて下げ一服となった。日中取引
では、テクニカル要因の買いが入ったことに加え、米ISM非製造業総合指数の低下や
金堅調を受けて上値を伸ばした。
パラジウム6月限は欧州時間に戻りを売られたが、ドル安や他の貴金属の堅調を受け
て押し目を買われた。
プラチナ7月限は時間外取引を927.8〜940.9ドルのレンジで推移し、前日
比5.7ドル高の940.0ドルとなった。7月限は高寄りしたのち、ドル安や金堅調
を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、戻りを売られて上げ一服となった。
日中取引では、買い戻されて時間外取引の高値を突破すると、テクニカル要因の買い
を巻き込んで上値を伸ばした。その後は、米ISM非製造業総合指数の低下や金堅調を
受けて3月18日以来の高値952.9ドルを付けた。
3月の全米雇用報告で、民間部門雇用者数の増加数は18万4000人と市場予想の
14万8000人を上回り、昨年7月以来の高水準となった。一方、3月の米ISM非
製造業総合指数は51.4と、2月の52.6から低下した。ドル安に振れ、金やプラ
チナの支援要因になった。
パラジウム6月限は、時間外取引を997.00〜1023.50ドルのレンジで
推移し、前日比8.70ドル高の1013.00ドルとなった。6月限は高寄りした
のち、ドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、戻り
を売られたが、1000ドル割れで買い戻されて下げ一服となって上値を伸ばした。
日中取引は、買い戻されたことに加え、ドル安や他の貴金属の堅調を受けて上値を伸
ばし、1038.50ドルまで上昇した。
2日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの19万7256オ
ンス、パラジウムは同変わらずの5万1464オンス。
今日の材料
・3月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比2.4%と、
市場の横ばい予想に反して前月の2.6%から鈍化した。コアインフレ率は前月の
3.1%から2.9%に低下。予想の3.0%を下回った。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は、ユーロ圏の
インフレ鈍化が続いていることを踏まえると、ECBは6月に利下げを開始する可能性
があると述べた。
・イスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者は、イスラエル軍の撤退を含むパレスチナ自
治区ガザでの停戦に向けた条件にコミットしていると述べた。
・北大西洋条約機構(NATO)は、ブリュッセルの本部で開いた外相会合で、ウクラ
イナに対する長期軍事支援計画を開始することで合意した。ただ、ストルテンベルグ事
務総長が提案したウクライナ軍事支援のための1000億ユーロ規模の基金を設置する
案については見解が割れた。
・米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、連邦準備理事会(FRB)による利下
げは年内1回のみにすべきとの自身の見解を維持し、FRBは年末まで利下げ開始を先
送りすべきと述べた。
・3月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数の増加数が18万4000人と、昨
年7月以来最大となった。市場予想の14万8000人を上回り、労働市場が堅調を維
持している兆候を示唆した。
・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、経済の強さと最近のインフレの高さ
を踏まえると、FRBには初の利下げについて検討する時間があると改めて述べた。
・3月の米ISM非製造業総合指数は51.4と、2月の52.6から低下した。低下
は2カ月連続。一方、投入価格指数が4年ぶりの低水準となり、インフレ見通しにとっ
て良好な兆しを示した。
MINKABU PRESS
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