−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 金 (24/ 6) 2301.7 2319.7 2285.7 2315.0 + 33.2 (24/ 8) 2321.7 2340.4 2306.8 2335.9 + 33.5 銀 (24/ 5) 2626.5 2720.0 2623.5 2706.0 +113.7 (23/ 7) 2655.0 2745.5 2649.5 2732.1 +114.8 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 金 238,592 291,848 500,045 (+ 1,267) 銀 141,343 145,030 166,823 (+ 5,070) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 39,127.14 - 43.10 前日 151.54/56 1.0768/70 ・ナスダック 16,277.46 + 37.01 本日 151.69/71 1.0836/38 ・10年米国債利回り 4.35 - 0.01 ・NY原油 (24/ 5) 85.43 + 0.28 ・SPDR保有金残高 829.00 + 2.02 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク金、銀は大幅続伸。終値の前日比は金は33.0〜34.5ドル高、中 心限月の6月限が33.2ドル高、銀が113.7〜119.1セント高、中心限月の 5月限は113.7セント高。 金6月限は大幅続伸。時間外取引では、ドル安や地政学的リスクを受けて史上最高値 を更新した。欧州時間に入ると、利食い売りなどが出て上げ一服となった。日中取引で は、米ISM非製造業総合指数の低下を受けて一段高となった。 銀5月限はドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。 ニューヨーク金6月限は大幅続伸。時間外取引では2287.7〜2308.8ドル のレンジで推移、前日比12.2ドル高の2294.0ドルとなった。6月限は高寄り したのち、ドル安や地政学的リスクを受けて史上最高値を更新した。欧州時間に入る と、利食い売りなどが出て上げ一服となった。 日中取引では、予想以上の全米雇用報告を受けて2285.7ドルまで下落したが、 押し目は買われた。その後は、米ISM非製造業総合指数の低下を受けて地合いを引き 締めると、時間外取引の高値を突破し、史上最高値2319.7ドルを付けた。 3月の全米雇用報告で、民間部門雇用者数の増加数は18万4000人と市場予想の 14万8000人を上回り、昨年7月以来の高水準となった。一方、3月の米ISM非 製造業総合指数は51.4と、2月の52.6から低下した。ドル安に振れ、金の支援 要因になった。 ニューヨーク銀5月限は、時間外取引で2623.5〜2668.0セントのレンジ で推移し、前日比56.7セント高の2649.0セントとなった。5月限は高寄りし たのち、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、利食い売りに 上値を抑えられた。 日中取引では、米ISM非製造業総合指数の低下や金堅調を受けて地合いを引き締め ると、時間外取引の高値を突破し、昨年5月以来の高値2720.0セントを付けた。 4月2日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比482オンス減の1777万 8614オンス、銀は63万3497オンス増の2億8864万5989オンス。 今日の材料 ・3月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比2.4%と、 市場の横ばい予想に反して前月の2.6%から鈍化した。コアインフレ率は前月の 3.1%から2.9%に低下。予想の3.0%を下回った。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は、ユーロ圏の インフレ鈍化が続いていることを踏まえると、ECBは6月に利下げを開始する可能性 があると述べた。 ・イスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者は、イスラエル軍の撤退を含むパレスチナ自 治区ガザでの停戦に向けた条件にコミットしていると述べた。 ・北大西洋条約機構(NATO)は、ブリュッセルの本部で開いた外相会合で、ウクラ イナに対する長期軍事支援計画を開始することで合意した。ただ、ストルテンベルグ事 務総長が提案したウクライナ軍事支援のための1000億ユーロ規模の基金を設置する 案については見解が割れた。 ・米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、連邦準備理事会(FRB)による利下 げは年内1回のみにすべきとの自身の見解を維持し、FRBは年末まで利下げ開始を先 送りすべきと述べた。 ・3月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数の増加数が18万4000人と、昨 年7月以来最大となった。市場予想の14万8000人を上回り、労働市場が堅調を維 持している兆候を示唆した。 ・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、経済の強さと最近のインフレの高さ を踏まえると、FRBには初の利下げについて検討する時間があると改めて述べた。 ・3月の米ISM非製造業総合指数は51.4と、2月の52.6から低下した。低下 は2カ月連続。一方、投入価格指数が4年ぶりの低水準となり、インフレ見通しにとっ て良好な兆しを示した。 MINKABU PRESS
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