プラチナ市況=プラチナは続伸、午後は現物相場の堅調から上げ幅を拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,210   + 88    11,195  + 64   : 2,283.31   +28.36
銀          132.0   +6.0     134.0  +6.0 : 2,633.00   +99.00
プラチナ     4,552   + 64     4,561  + 76  :   926.50   +19.19
パラジウム   4,990      0     4,990     0  : 1,013.50   + 2.70
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.61   -0.12  ユーロ・ドル相場   1.0773  +0.0045
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、円小幅安を受けて堅調となり、先限は正午前に70
円近い上げ幅を維持して推移。午後に入り、ドル建て現物相場が堅調に推移から上げ幅
を拡大し、76円高で引けた。4月当限を除く全限月が一代高値を更新。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが64〜76円高、プラチナスポットが68
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万9573枚、プラチナミニが1328枚、プラチナス
ポットが1万1716枚、パラジウムが0枚。
【先限は中盤から終盤は4550円が支持線】
 プラチナ先限は夜間取引の序盤、反落となり、4450円まで反落。押し目は買い拾
われ、中盤にかけて抵抗線の3月18日の高値4498円を上抜いた。4500円を超
えて右肩上がりの展開となり、午前中に4566円まで上げ幅を拡大。去年の5月以来
の高値をつけた。中盤から終盤は4550円が支持線となり、高もちあい商状となっ
た。
 昨日の取組高は前日比3062枚減の2万7860枚。手じまい売買が先行。買い戻
しに主導された上昇。今日は2番限以降が一代高値を更新する上昇となり、損切りとな
る買い戻しがさらに増えたもよう。抵抗線突破を好感した新規買いも増えたとみられ、
標準の出来高は2万枚を超えた。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、下値堅く推移。朝方の939.50ドルから、ドル
安が支援要因になったが、午前中、利食い売りなどが出て上げ一服となった。午後にな
り、修正安の935ドルで買い支えられ。937ドル台に戻した。
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