再送:プラチナ市況=プラチナは反落、先限は引けで下値を切り上げ7円安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,524   + 71    11,497  -  8   : 2,336.35   -21.27
銀          135.0   -2.0     138.1   0.0  : 2,785.00   -27.00
プラチナ     4,734    -27    4,763  -  7   :   964.80   -14.10
パラジウム   5,200     0     5,200    0  : 1,055.81   -27.94
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    153.05   +1.28  ユーロ・ドル相場   1.0737  -0.0113
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円安一服を受けて軟調となったが、金の戻りが下支
えになり、先限は正午前に15円安で推移、午後は狭いレンジで小幅安でもみあい後、
引けで下値を切り上げ、7円安で引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。

 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが27〜7円安、プラチナスポットが22円
安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万3540枚、プラチナミニが925枚、プラチナスポ
ットが5816枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は幾分、高値過剰感が緩和】
 プラチナ先限は夜間取引で4720円まで押し目を形成。下値を切り上げたが、2度
にわたり、4760円が抵抗線になった。午後の取引は4751〜4759円の狭いレ
ンジでのもみあい後に4763円に戻した。
 昨日まで棒上げ状態となり、短期的な買過剰感、高値警戒感が強く、新規買いに慎重
にならざるを得なかったが、押し目形成で買い買い過剰感は幾分、緩和された。ただ1
4日間の(RSI)相対力指数は76台で依然としてかなり強気。通常、70超えで高
値警戒感が強まると判断される。今夜は3月の米生産者物価指数(PPI)、明日の夜
はミシガン大4月の消費者信頼感指数速報値が発表される。インフレ要因の原油相場の
動向にも注意したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の962.47ドルから、960ドル台
に下落したのち、金に押し目買いが入ったことを受けて地合いを引き締め、午後にな
り、970ドルを試すまで上昇。その後、金の反落につれ安964ドル台まで下落。
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