<大豆> シカゴ大豆5月限は4月に入ってから1168セントを下値支持線とするもちあいが 続いていたが今週に入って軟化に転じ、11日には1160セントを割り込んでいる。 米国の大豆輸出の低迷が続くなか、米3月消費者物価指数(CPI)が強気な内容と なり年内の利下げ回数がこれまでの想定を下回るとの見方が浮上しドルが高止まりして いることが上値圧迫要因。 米産地での作付期を迎えて天候リスクに対する意識が高まると見られるものの、米国 の輸出低迷が重石となるなか頭重い足取りが続きそう。5月限の目先の下値支持線は 1150セントとみる。ただ1150セントの節目を割り込むと、買い越し状態にある 投機家の投げ売りが加速する可能性あり。1150セント割れがあった場合、実需家の 買いが喚起されるかに注目したい。 <コーン> シカゴコーン5月限は今月1日から2日にかけて大きく値を落としながらも買い戻さ れた。その後は430セントを下値支持線にしてのもちあいが続いていたが、11日の 取引で430セントを割り込んでいる。 米農務省(USDA)月例需給ではわずかながらも23/24年度の需給引き締まり 観測が示された。同時に米国の強気な3月の消費者物価指数(CPI)を受けて利下げ 着手の時期がこれまで想定されていた6月以降になるとの見方が強まっていることで ドルが高止まりしていることが弱材料視されている。 米国のコーン輸出はこれまでのところ良好を維持しているが、ブラジルでのサフリー ニャコーン生育も順調に進行していることで今後は米国のコーン輸出が圧迫を受ける可 能性も高い。 既に米産地では今春の作付が開始されている。天候リスクが警戒されることが下支え 要因になると見られるが、需給見通しの弱さが重石となり、上値も抑えられそう。米産 地での天候不良懸念などが浮上しない限り、5月限は435セントを目先の上値抵抗線 にしての高下になると予想される。 <小豆> 取組は依然としてゼロ。引き続き手出し難となっている。 MINKABU PRESS
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