プラチナ市況=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,768   +244    11,762  +265  : 2,385.80   +49.45
銀          140.0   +5.0     141.5  +3.4  : 2,884.00   +99.00
プラチナ     4,858   +123     4,912  +149  :   994.57   +29.77
パラジウム   5,200      0     5,200     0  : 1,059.36    +3.55
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    153.24   +0.19  ユーロ・ドル相場   1.0707  -0.0030
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。午後に入
ると、買いが一巡し、上げ一服となったが、押し目は買われた。パラジウムの商いは成
立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが123〜153円高、プラチナスポットが
134円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが2万1007枚、プラチナミニが1501枚、プラチナス
ポットが1万4705枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は2015年以来の高値】
 プラチナ先限は2015年1月以来の高値4912円を付けた。ニューヨーク高が支
援要因になった。円相場は1ドル=153円台前半で円安が一服したが、午後に入る
と、円安が再開した。
 プラチナのドル建て現物相場は中長期で850〜1000ドルのレンジ相場を継続し
たが、プラチナ先限は円安も支援要因となって2015年以来の高値を付けた。円相場
は日銀の緩和的な金融環境の継続に加え、米国債の利回り上昇を受けて1ドル=153
円台前半と34年ぶりの円安水準となった。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の983.10ドルから、金急伸につれ
高となった。午後に入ると、上げ一服となったが、押し目は買われ、994ドル台まで
上昇した。
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