とうもろこしは、17日のシカゴコーンが小幅安で引けた流れから売り優勢になると 予想。夜間取引では取引成立せず。シカゴ期近5月限、1ドル=154.30円からの 換算値は35円安。序盤の先限は30円程度の下落を予想。 とうもろこしは夜間取引で商いが成立せず市場参加者が限られた状態にある。小口の 売り買いで値が飛ぶ可能性があるが、基本的には3万9900円台〜4万円を前後する 足取りが想定される。シカゴ夜間取引が反発に転じればプラスサイドに浮上する可能性 があることに留意しておきたい。 17日のシカゴコーンは小幅安。小麦の下落やドルの高止まりが重石となったが、米 国のコーン輸出は好調を維持しているうえ、米産地での作付本格化を前に天候リスクを 織り込む動きが膨らんでいることも下値を支える要因になっている。狭いレンジ内での 高下が続くなど、産地の天候を睨む動きも広がっているだけに5月限は引き続き430 セント前後での推移となりそう。 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万9950〜4万0050円。本日の日 中取引の予想レンジは3万9870〜4万0140円。小口の玉で値が飛ぶ可能性から 予想レンジは広めにとった。 <今日の予定> ◆ オーストラリア ◆ 【経済】10:30 雇用統計 2024年3月(連邦統計局) ◆ 日本 ◆ 【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 4月7日-4月13日(財務省) 【経済】13:30 第3次産業活動指数 2024年2月(経済産業省) ◆ 香港 ◆ 【経済】17:30 雇用統計 2024年3月(香港統計局) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】17:00 国際収支 2024年2月(ECB) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【経済】21:30 製造業景況指数 2024年4月(フィラデルフィア連銀) 【経済】23:00 景気先行指数 2024年3月(カンファレンスボード) 【経済】23:00 中古住宅販売統計 2024年3月(全米不動産協会) 【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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