−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 7) 959.9 963.1 940.0 948.2 - 13.3 (24/10) 970.3 972.1 952.0 960.0 - 12.4 パラジウム (24/ 6) 982.50 983.00 936.50 952.80 - 24.80 (24/ 9) 982.00 982.50 944.50 960.80 - 25.70 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 30,949 41,548 82,485 (- 3,263) パラジウム 5,370 5,207 23,010 (+ 579) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 37,815.92 - 570.17 前日 156.33/35 1.0719/21 ・ナスダック 15,657.82 - 325.26 本日 157.82/84 1.0665/67 ・10年米国債利回り 4.66 + 0.03 ・NY原油 (24/ 6) 81.93 - 0.70 ・SPDR保有金残高 832.19 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比は、プラチナが13.3〜11.3ドル 安、中心限月の7月限が13.3ドル安、パラジウムが25.70〜24.80ドル 安、中心限月の6月限は24.80ドル安。 プラチナ7月限は反落。時間外取引は、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 欧州時間に入ると、予想以上のユーロ圏の域内総生産(GDP)などが下支えになっ た。日中取引では、米雇用コスト指数の伸び加速や金軟調を受けて売り優勢となった。 パラジウム6月限は米雇用コスト指数の伸び加速や他の貴金属の軟調を受けて売り優 勢となり、3月5日以来の安値を付けた。 プラチナ7月限は時間外取引を945.1〜963.1ドルのレンジで推移し、前日 比14.3ドル安の947.2ドルとなった。7月限は安寄りしたのち、ドル高や金軟 調を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、予想以上のユーロ圏の域内総生産 (GDP)などが下支えになった。 日中取引では、買い戻される場面も見られたが、米雇用コスト指数の伸び加速や金軟 調を受けて売り優勢となった。序盤の安値を割り込むと、テクニカル要因の売りが出て 940.0ドルまで下落した。 第1四半期の米雇用コスト指数(ECI)は前期比1.2%上昇し、伸びは前四半期 の0.9%上昇から加速した。賃金・給与の上昇を背景に市場予想の1.0%上昇を上 回った。 パラジウム6月限は、時間外取引を953.50〜983.00ドルのレンジで推 移し、前日比22.10ドル安の955.50ドルとなった。6月限は高寄りしたの ち、ドル高や他の貴金属の軟調を受けて戻りを売られた。 日中取引は、米雇用コスト指数の伸び加速や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢とな り、3月5日以来の安値936.50ドルを付けた。売り一巡後は買い戻されて下げ一 服となった。 29日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの20万1810 オンス、パラジウムは同変わらずの5万1464オンス。 今日の材料 ・イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止合意の有無にか かわらず、ガザ地区最南部ラファに対する攻撃を実施し、イスラム組織ハマスを壊滅さ せると述べた。 ・第1四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%増、前年比 0.5%増だった。ともに0.2%増だった市場予想を上回った。 ・4月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比2.4%と、 3月と同水準だった。市場予想と一致した。ただコアインフレ率は鈍化しており、欧州 中央銀行(ECB)が6月に利下げを実施するとの見方が一段と強まっている。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は、インフレの 緩やかな鈍化が予想通りに続けば、ECBは6月に利下げを開始すべきだと述べた。 ・2月の米住宅価格指数は前月比で1.2%上昇し、伸びは2022年4月以来、1年 10カ月ぶりの大きさだった。前年同月比上昇率は7.0%と22年11月以来、1年 3カ月ぶりの大きさとなった。 ・第1四半期の米雇用コスト指数(ECI)は前期比1.2%上昇し、伸びは前四半期 の0.9%上昇から加速した。賃金・給与の上昇を背景に、予想の1.0%上昇を上回 り、24年序盤にインフレが加速した可能性を裏付ける内容となった。 ・4月の米消費者信頼感指数は97.0と、3月の103.1(前回発表の104.7 から下方改定)から低下し、2022年7月以来約1年半ぶりの低水準となった。労働 市場や所得を巡る懸念の高まりを反映した。予想は104.0だった。 MINKABU PRESS
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