[今夜の視点]金・銀=米経済指標を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、反落。きのうの海外市場では、米ISM製造業景気指数の
低下や米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安を受けて買い優勢となった。アジ
ア市場では、朝方の2321.54ドルから、買い戻されて堅調となり、2325ドル
台まで上昇した。午後に入ると、戻りを売られて反落し、2315ドル台まで下落し
た。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明が警戒されたほどタカ派の内容にならず、ド
ル安に振れた。ただCMEのフェドウォッチで、米連邦準備理事会(FRB)の年1回
の利下げ見通しに変わりはなく、インフレ高止まりや労働市場の堅調が示されると、ド
ル高が再開するとみられる。3日には4月の米雇用統計の発表がある。
<今夜の予定>
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2024年4月確報(Markit)
・米貿易収支 2024年3月(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米耐久財受注 2024年3月確報値(商務省)
・米製造業新規受注 2024年3月(商務省)
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